中性脂肪を下げるサプリメントの選び方と、成分別のおすすめアイテム

中性脂肪を下げ続ける為に、私はとにかく数多くのトライをして、食事対策運動対策を行っていますが、その中でわかった事があります。それは私の方法だけでは限界があるという事ですw)。

普段の生活の中でできる事だけ、我慢やつらい事はしない!のもと実施しているので、当たり前と言えば当たり前ですが…。そこでヘルパーとしてサプリメントは使っているという事ですね。我慢やつらい事はせずに、中性脂肪を下げ続けられる代償として毎月3,000円程使っているという事ですが、好きな生活ができるなら私は安いという感覚で実施しています。

中性脂肪を下げる上でサプリメントを使う意義は、以下のようなものがあります。

毎日一定程度規則的かつ簡単に摂れる

自分で行う食事や運動対策では、どうしても時間や手間がかかるので、毎日続けるといっても、並大抵のことではありません。自分の生活習慣やイレギュラーな予定でその日に対策ができないこともあるでしょう。その点サプリメントだと基本飲むだけなので圧倒的に手軽に続けることができます。

成分の副次的効果でコレステロールなども同時に対策できる

中性脂肪は、体脂肪、内臓脂肪ができる前段階の脂肪です。また、コレステロールなどの物質の生成要因にもつながります。サプリメントを服用することによって、こういった物質の削減が期待できるアイテムもあります。

この2つのメリットで私は中性脂肪を下げるサプリメントを使っていますが、本当に驚くくらい多数世に出回っていますね。私が調べたところ、どれも違うように見えながらも実は大きく分けて2つのタイプがあります。

摂取カロリー自体をカットするサプリメント

中性脂肪を下げるということは、すなわち摂取カロリーを極力控えることに繋がります。これをそのまま利用して「飲むだけで、食べたカロリーをカット!」と謳われているようなアイテムのことです。中性脂肪を下げるというよりもダイエットに近いキャッチコピーで売られていることもあります。

血中の中性脂肪を削減するサプリメント

もうひとつは血液中に存在する中性脂肪の濃度を下げてくれるサプリメントです。中性脂肪は、血液を辿って体の各部分に行き渡り、やがて体脂肪や内臓脂肪に変化していきます。そこに行き着く前に吸収されるのを抑えたり、体外に排出することを促進してくれるサプリメントです。

この2つの中で、カロリーカットタイプのサプリメントは私はオススメしておりません。なぜかといえば、まず、その成分の信憑性があまりにも低いということです。一見どこにでもあるような成分なのに「○○の山奥からとれた秘伝の~」とか見たことありません!?メーカー自体もあまり聞いたことのないような会社だったりするし、本当に下がるのか疑わしくなってしまいます。

また、中性脂肪対策は摂取カロリーをカットするのが本来の目的ではありません。カロリーは人間の活動自体には必要なものなのに、中性脂肪を下げるためだけにカロリーを減らしても、今度は日常生活に異常をきたしては、元も子もありません。まさに「木を見て森を見ず」はこのことだと思います。

その点、血中の中性脂肪値を削減するタイプは、血液中にあぶれた中性脂肪だけを削減することに特化しているといっても過言ではありません。摂取カロリー自体をカットするわけではないので人間活動にも影響は与えることはありません。

また、配合成分は実際どれくらい効くのかしっかりテストが行われていて、数字としてどれくらいカットできるか?を表示していることが多いですね。中には特定保健用食品(トクホ)として認定されているアイテムもあり、信用度も高く、怪しさが少ないことも特徴です。

となると、このサイトで自信を持ってご紹介できるのは血中の中性脂肪を削減するサプリメントとなるわけですが、これにも成分によっていくつかのタイプが存在します。

ここには、私を含めた“中性脂肪難民”の方が多数閲覧をして頂いていると思いますので、成分別にどのような特性があるのか、そして中性脂肪が一体どれくらい下がって、どのような方におすすめなのか私が今まで調べた蓄積してきた知識の中から紹介してみます!

ポリフェノール系のサプリメント

「脂肪にドーン」と言えばわかりますよね?表現の方法で少し問題にもなっていましたが、サントリーの黒烏龍茶のCMですね。

あのお茶も、脂肪でドロドロになった血液や内臓脂肪に効くというふれこみで販売していました。黒い烏龍茶の黒い秘訣が重合ポリフェノールという事らしいです。

どういう効果があるのかというと、食後の中性脂肪値の上昇を抑えるとともに、脂肪自体の吸収を抑制する作用があるという事です。

この黒烏龍茶の具体的な効果のメカニズムについては、「黒烏龍茶の実際の効果効能と4つの注意したいところ」で紹介してますが、ポリフェノールがメタボな私たちにとってイイヤツであることは間違いありません。

更に、ポリフェノールの効果に関しては、アサヒビールでおなじみのアサヒさんも、研究成果を上げていらっしゃったのですが、ポリフェノールには、脂肪合成に係る酵素の動きを抑制し、脂肪燃焼に係る酵素を活性化させるなど、簡単にいえば、脂肪の吸収を押さえて、どんどん燃やしてくれるという事ですね!

逆に脂肪側の立場になってみれば、これほど厄介な成分は無いって感じですよね。血中に忍び込もうと思っても忍び込めない、折角忍び込んでも淘汰される。まさに、ポリフェノールは血中最強の門番と言っても過言ではないと思います。

では、一体どれくらい中性脂肪が下がるのかといえば、黒烏龍茶の場合は約20%の低下が期待されるということです。もっと下げたいならやはり私の提唱する中性脂肪を下げる食事対策との併用によって目に見える効果が期待できるのではと思います。

注意点として、ポリフェノールサプリの特性として、食後の中性脂肪値の上昇を抑える効果がメインなので、当然ながら”食後”に定期的にサプリを服用しないと効果はあまり期待できません。黒烏龍茶のペットボトルだと毎食後飲まないといけないですし、中性脂肪を下げ続けるということを考えるならば、カプセルタイプのほうが飲みやすいかと思います。

ポリフェノールが入った中性脂肪対策サプリメント

EPA系のサプリメント

中性脂肪値を下げる成分で代表的なものがEPA(エイコサペンタエン酸)です。簡単に説明すると、EPAは魚の油で常温では固まらない油であり、常に血中を流れているんですね。このEPAが血中では、脂肪でドロドロになった血液が固まるのを防ぐので中性脂肪の滞留を防ぎ、また老化していく血管を若く保つ効果もあるらしいです。

その他、中性脂肪とは関係ありませんが、悪玉コレステロールを抑え、動脈硬化の原因である血栓が作られない様にする働きもあります。色々効果を説明してみましたが、言わば、「体内の国土交通省」という感じです?分かりにくいですか?w)
血管が道路で、体内の脂肪が車の量という感じで考えると、道路に穴ができれば補修をし、事故が起これば交通整理をおこない、車の流れをスムーズにするという役割ではないでしょうか!!

どれくらい中性脂肪が下がるのかといえば、イマークSで表記されている数値は黒烏龍茶と同じ約20%。数値的には変わりませんが、ポリフェノールのように食後に必ず飲むという制限はありませんので、飲むタイミングの自由度は高いと思います。ただ、イマークSの場合、ドリンクタイプで、しかも味が若干魚臭いので、飲みやすさが良いかといえばそうではありません。。

EPAが入った中性脂肪対策サプリメント

ケルセチン系のサプリメント

聞き覚えの無い言葉ですよね?私もこのサイトを作るまで知りませんでした笑 ポリフェノールの1種ではあるらしいですが、効果的には中々おもしろい成分です!リンゴや、タマネギや蕎麦など多くの植物に含まれ、タマネギの皮に多く含まれているという事です。

このケルセチンですが、抗酸化作用があり、血液をサラサラにして血管壁や毛細血管をを強くしてくれるという事です。EPAなどは、血流の中の脂肪量を減らし、血流の流れを良くするという事を狙う成分でしたが、こちらは、血が流れる管に対して強化するというイメージですね。

αリノレン酸系のサプリメント

一度、調べると本当に色々とでてきますね。αリノレン酸は、ごま油やなたね油などの植物性油にたくさん入っている脂肪の一種という事です。このαリノレン酸ですが、中性脂肪を下げる為にはかなり優秀な種類らしく、分類としてはEPAと同じ分類に属している種類らしいです。

このαリノレン酸を原料としてEPAが体内で生み出される為、体にとっては非常に必要な成分らしいですが、食べ物からしか摂取する事ができないという事です。αリノレン酸が体内に入るとEPAなどに変わる為、血がサラサラになり、中性脂肪を下げてくれたり、血管を通りにくくしてしまう血栓が作られるのも予防してくれるということです。ただ、αリノレン酸が体の中でEPAに変わる量は摂取量に対して、10-15%ほどらしく、これであればEPAを摂取した方が効率的かも知れませんね(w

ナットウキナーゼ系のサプリメント

ナットウキナーゼは、納豆のネバネ部分に含まれる酵素らしく、タンパク質の分解に優れているという事です。このナットウキナーゼは、血中にある血栓という血の固まりを分解するという効果があるらしいです。血栓は血液の流れを悪くする為、血中に多くなると、心筋梗塞や、脳梗塞を引き起こす原因になるという事です。怖いですね…

ただ、これって中性脂肪に効くとは言えないですよね?血栓自体は、血がドロドロになると血管が傷つき、その傷を修復する為に血小板が集まって、血栓となるらしいですが、ナットウキナーゼは血栓を溶かすだけで、根本となる、血のドロドロは解決していないんですね。解決方法は色々とありますが、ナットウキナーゼは根本の脂肪を抑えるという解決方法ではなさそうです。

サプリメントだけで中性脂肪を下げることは絶対にNG!

最後に、ズボラな人なら一度でも「サプリメントだけで中性脂肪が下げれるなら…」と検索しているのかもしれません。私のように自分に自信が無い人は、サプリメントを摂るべきです。ただし、サプリメントだけ摂取しておけばOKなのか?といわれれば、
「甘ったれるな!」とお答えします。

なぜかは分かりますよね?サプリメントはあくまでも、不足しがちな栄養素を補充するものです。ちょっとサプリメントを摂取し始めたから大丈夫と思わず、間違っても暴飲暴食路線を続けることは控えるべきです。

また、サプリメントで実際にもたらされる中性脂肪を下げられる効果にも注目しなければなりません。先ほど見ていただいた、ポリフェノールやEPAの下げる効果は20%程度。確かに下がるけれど、全体の2割なので、食べすぎてはすぐに元に戻ってしまう程度の数字ですし、目に見える効果まではいきつかない場合もありますよね。だからこそ、食事や運動などトータルで対策を行うことで、全体の半分くらいまで下げることが次の人間ドックで目に見える効果を出す秘訣であると考えています。

それをできるだけ手間なく、続けるためにも、ぜひ私の実践している食事対策運動対策をご覧ください。

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