黒烏龍茶の実際の効果と4つの注意したいところ

中性脂肪を下げ続けるために何をすればいいのか?をテーマに、私や友人の体験を元に様々な方法をご紹介しているわけですが、なかでも、黒烏龍茶を使った対策はサプリメントを通じて私も行っていますし、友人A君に至っては、中性脂肪値511から99にまで下げるという驚異的成果を残しています。(もちろん、これだけの対策ではないですが)

皆さんの中にも、健康診断で中性脂肪が高いことがわかった場合、「すぐに何か対策はできないか?」と考え、コンビニで黒烏龍茶を買って飲み始めるという選択をする人もいると思います。

ただし、黒烏龍茶っていっても所詮「お茶」です。
たしかに、トクホもとっているし、日本人間ドッグ検診協会も黒烏龍茶の脂肪の吸収を抑える効果を認め推薦商品としており、有象無象のサプリたちと比較すると信頼性も高そうではありますが、単なるプラシーボということもありますし、そんなカンタンに下がるなら薬なんていらないじゃないか?と思うこともあります。

そこで改めて、黒烏龍茶のパワーについておさらいするとともに、実際どれくらいの効果があるのか、効果を最大限に発揮するにはどのようなことに注意したらいいのかについてご紹介します。

黒烏龍茶は烏龍茶を麹菌でじっくり発酵熟成している

ポリフェノールとカテキン

黒烏龍茶は名前の通りそして見た目の通り、黒さが増した烏龍茶です。

他のお茶と何が違うのかと調べてみると、サントリーのサイトで烏龍茶や緑茶との違いがこのように記載されていました。

全て学名が「カメリアシネンシス」というツバキ科の茶の樹からできています。この樹の生葉を乾燥・発酵させてつくる際、発酵度合いによって、緑茶、ウーロン茶、紅茶などさまざまな種類のお茶になります。
参照:https://www.suntory.co.jp/customer/faq/001870.html

ここで注目したいのが、私は最初、烏龍茶と黒烏龍茶では使う茶葉自体が違っているのだと思ってましたが、実際は黒烏龍茶のみならず緑茶や紅茶まで「茶葉」としては全く同じであるということです。

では同じ茶葉なのに、なにが違うかというと、作る工程が違うということ。

烏龍茶は茶葉を半分発酵させた状態、紅茶は完全に発酵させた状態なのだとか。

さらに黒烏龍茶は一工夫あって麹菌によって緑茶を発酵させ、さらに熟成させているのだそうです。

この麹菌で発酵させる過程で、どんどん色が黒くなってただの烏龍茶とは違う「黒烏龍茶」になるということですね。

中性脂肪を下げる成分は中に含まれる「烏龍茶重合ポリフェノール」

では、なぜ烏龍茶ではダメで、黒烏龍茶だけが中性脂肪を下げる効果があるのでしょうか?

それは、この発酵で発生する「烏龍茶重合ポリフェノール」という成分があるかないかということによるようです。

実は、黒烏龍茶の効果=烏龍茶重合ポリフェノールの効果といっても過言ではない、チーム黒烏龍茶のエースで4番的な役割を持っている成分なのです。

体の中には様々な酵素があり、脂肪を体に取り込む働きをするリパーゼという酵素も存在します。

烏龍茶重合ポリフェノールは、このリパーゼという酵素の働きを邪魔することで、腸管からの脂肪吸収を抑制する作用があります。

この作用があるからこそ中性脂肪にさまざまな効果が期待できるということですし、なければただのお茶であるということになります。

ちなみに色が極端に黒いのも、烏龍茶重合ポリフェノールが含まれることによるものなのだそうです。

では、この作用によって具体的にどのような効果が証明されているのか確認してみます。

血中中性脂肪の上昇抑制効果は国の検査機関によって証明されている

ポリフェノールとカテキン

黒烏龍茶はそもそもサントリーが消費者庁に特定保健用食品(トクホ)として申請し、認定されていることが特徴です。

トクホとなるためにはサントリーが実際に臨床試験を行って、その結果を国が再検証し、効果効能があると認めた場合にのみ認定されます。

もちろんサントリーさんもこのトクホ取得時のデータをもとに広告を作成していると思いますが、取得データの効果部分はより消費者に伝わりやすくしていると思いますし、素人にはどこがフューチャーされて作られているのか判断がつきにくい…

そこで、中立な立場で黒烏龍茶の情報はないかなと調べてみると、「独立行政法人国立健康・栄養研究所」という機関を発見。

厚生労働省管轄の「国民の健康の保持・増進及び栄養・食生活に関する調査・研究を行う機関」らしく、サイトを見てみるとトクホ取得時のデータも公開されていたので、こちらを参考に黒烏龍茶の実際の効果効能について確認してみます。

その資料によると効果の有用性についてはヒト試験が4つ行なわれています。

1.脂肪負荷4時間後の血清TG値上昇を有意 (p<0.05) に抑制した。また、6時間後までの血清TG値変化量曲線下面積も有意 (p<0.05) に抑制した。

2. 脂肪負荷3および5時間後の血清TG値上昇を有意 (p<0.05) に抑制した。また、5時間後までの血清TG値変化量曲線下面積も有意 (p<0.05) に抑制した。

3. 便中の脂肪総排泄量が有意 (p<0.01) に増加した。また、試験飲料摂取10日目の血清TG値は、対照飲料摂取10日目の血清TG値に比べ有意 (p<0.05) に低かった。

4. 「黒烏龍茶OTPP」の摂取により、摂取12週目、16週目において全脂肪面積が有意 (それぞれp<0.05およびp<0.01) に低下した。
参照:独立行政法人国立健康・栄養研究所(http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail2133.html)

これだけ見ると、なにがなんだかわかりませんよね(笑)
よく読んで調べてみると、黒烏龍茶には大きく2つの効果があることがわかりました。

血中中性脂肪を下げる効果

まず、この中のTGというのは中性脂肪の意味で人間ドックでもTGと表記されていることがあるので覚えておきましょう。

項目の1,2に該当するのが、血中中性脂肪を下げる効果のことです。
飲んだ直後3~5時間に渡って中性脂肪値の上昇を抑制することが認められたそうです。

まさしく重合ポリフェノールが食事後すぐに働く酵素リパーゼの動きを抑えて脂肪を吸収されにくくするメカニズムをそのまま数字に表したようですね。

ではどれくらい下がるのかといえば、サントリーの公式サイトによると約20%低下しているとのことです。

結果論として体内の脂肪がつきにくくなる

もうひとつは、実験3,4に関連する効果で、要約すると

・ウンチの際に他の飲料を飲んだ時と比べて脂肪の排出量も増えている
・飲み続けて12~16週後には体内の脂肪面積も減っている

ということになります。
ただ、これは重合ポリフェノールそのものの効果というわけではなく、あくまで結果論としてそうなったということのようですね。

血中中性脂肪というのは、血液中にある脂肪のことで、これが最終的に体内のどこかに流れ着いて内臓脂肪や皮下脂肪に変わっていきます。

ただ、そもそも黒烏龍茶を飲むことで血中中性脂肪の濃度が低くなっているので、脂肪が吸収されないばかりか、内臓脂肪や皮下脂肪に変わる材料もなくなっているから、面積も少なくなったと言い換えることができます。

脂肪は、過剰量でない限り普段の生活で減っていくものでもあるので、吸収される脂肪が少ないと、その分体内にある脂肪が消費されて結果的に減っていくということを表しているのだと思います。

ただ、この実験結果をよく観察したり、もう少しよく調べてみると、臨床試験のような効果を出すには飲む側にも注意したいことが4つあることもわかってきました。

その1:中性脂肪を下げ続けるためには1日2本飲まなければならない

先ほどの実験結果を見ると、ただ単に黒烏龍茶を飲んで下がりましたーということではありません。

公的な実験結果を出すためには、どのような環境や条件で下がったのかということをしっかりと揃えていることが特徴です。

黒烏龍茶の場合、体脂肪がつきにくい効果を目指そうとすると、1日2本(1本350ml)の黒烏龍茶を16週間飲み続けた結果と書かれています。

つまり、あくまでも1日2本飲み続けた場合にのみ証明された結果であり例えば1本だけ飲んでいるとか、気が向いたときだけ飲んでいたら、当然その効果は証明されていない範囲になるわけです。

実際効果を期待できる量については、サントリーのお客様相談サイトで下記のように書いていました。

●脂肪の多い食事を摂りがちな方、血中中性脂肪が高めの方は、お食事の際に1回350mlを目安にお飲みください。

●体脂肪が気になる方は、お食事の際に1日2回(1回350ml)を目安にお飲みください。
参照:https://www.suntory.co.jp/customer/faq/002182.html

この回答だとイマイチあいまいなのでサントリーさんに電話して確認してみると、その答えは、
「食事中に1本飲めばその食事1回分の血中中性脂肪の上昇抑制効果が期待できる」
「1日2本飲めば血中中性脂肪の上昇抑制効果を複数回抑えられることで、体に脂肪がつきにくくなる効果が期待できる」

ということでした。
つまり、
・1本だけ飲んだ場合は、中性脂肪は下がるけれど、脂肪がつきにくくなるというところまではいかない。
・毎日2本ずつ飲んでいくと、継続的効果で脂肪となるべき素材が排出されるので、結果的につきにくくなる

ということでしょうか。

ちなみに「血中中性脂肪」を継続的に下げたい人はどうすればいいのでしょうか?と確認すると、「油ものの多いお食事を昼も夜もされるという方はやはり1日2本飲んだ方がよいかと思います」とのことでした。ここは個人の食事の内容にも左右されるようです。

その2:食後30分以内に飲まなければいけない

黒烏龍茶を飲む最適なタイミングについても合わせて確認してみることに。薬のように食後、食前といった規制はあるのでしょうか?

すると、
胃の中に油物がある時に有効であります。食後30分ほどは胃の中に食事が滞留しているため、食事中~食後30分以内に摂取することが最適

ということでした。
なるほど、そもそも酵素リパーゼは、脂肪に変える食べものがある時だけ活動し、胃になにもないときにはそもそも活動していないので、黒烏龍茶で抑制しても意味がないということでしょうか。

少なくとも食べながら飲む、もしくは食べたあと30分以内にコーヒー代わりに飲むということが大事なようです。

その3:中性脂肪値は約20%下がるけれど、脂肪が排出される量は約7%しかない

最後に注意したいポイントは、、脂肪をつきにくくするという効果を過度に信用しすぎてもダメ!ということです。

これは実体験であったことですが、かなり大柄なイベント関係の社長さんが打ち合わせ中に、おやつといってファミチキ2つとシュークリームを食べながら黒烏龍茶を飲んでいました。

「それ意味ありますw?」と聞くと、「これは無敵ですから!」なんて豪快に笑い飛ばしていましたが・・・これは論外な取組方法なのです。

実は、飲み続けて12~16週後には体内の脂肪面積も減る量は約7%にしかなりません。
これは、食品安全委員会という内閣府の食に対して中立公正にリスク評価を行う機関が黒烏龍茶の効果についてこのようにまとめていました。

本食品の摂取試験における便中脂肪排泄率を試算すると、6.86%(6.4g
÷93.3g=6.86%)となる”
参照:http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_kurouroncha170127.pdf

要するに、ご飯を食べて黒烏龍茶を飲んだ場合、約7%の脂肪が排泄されたということですね。

30代男性の1日の摂取カロリーは一日1,800-2,200カロリーと言われています。黒烏龍茶によって7%分余分に排出できたとすると、わずか126-154kcal分余分に食べていいということになるんですね…

先ほどの社長の場合シュークリームのカロリーが241kcalでファミチキのカロリーが242kcalですので、社長がおやつで摂取したカロリーは、725kcal…。

このうち7%は排泄できると考えると、黒烏龍茶によりブロックできたカロリーは50.75kcalということですね。

この後の食事をしないとか、すごく低カロリーな食事なら問題なかったのですが、晩ご飯もご一緒すると、しゃぶしゃぶ定食にハンバーグとライス大を2杯おかわりしていました。(終了のおしらせですねw)

話が大きく逸れましたが、こういう生活は論外ですし、黒烏龍茶だけの効果は中性脂肪値だと約20%、脂肪排出に至っては約7%と一部しか削減することはできません。
食事対策や運動といった日常での中性脂肪対策を併用することで、より効果を出していくことが望ましいと思います。

その4:黒烏龍茶ならどの会社のものでもいいというわけではない

黒烏龍茶といえば、大方の人がまずイメージするのが、サントリーの黒烏龍茶ペットボトルだと思います。

ただ、最近では、このブランド力にあやかろうと、ペットボトル以外でも別メーカーティーバックタイプなどのアイテムがでていることがありますよね。

それらを飲んでも同じように中性脂肪を下げる効果が期待できるのか?と疑問になるわけですが、その見分け方のひとつが、成分の中に先ほど紹介した「重合ポリフェノール」がどれだけ含まれているかということ。

サントリーの黒烏龍茶は1本のペットボトルに71mgの重合ポリフェノールが含まれています。

この量が含まれた黒烏龍茶で試験を行って効果を出しているので、理論上、71mgと同等、もしくはそれ以上の量が入っていることが条件になります。

他メーカの黒烏龍茶を見ると、重合ポリフェノールの量が書かれていなかったり、少なかったりするので、そうなると、効果が出るのか疑わしくなりますよね。

他メーカーのアイテムで飲みたいならば、パッケージの裏面の成分表をマメにチェックするようにしましょう。

黒烏龍茶サプリを使って効率よく確実に中性脂肪を下げ続ける

よし、「ワタシもこれから黒烏龍茶を飲んで中性脂肪を下げよう!!」と意気込む方もいらっしゃると思いますが、もうひとつ問題が…。

それは、ペットボトルの黒烏龍茶で飲み続ける場合、コストと利便性の面ではかなりハードルが高いということです。

まず、かかるコストですが、臨床試験のやり方のように1日2本ずつ飲み続けるとすると、1ヶ月で1本=160円×2本×30日=9600円
必要となってきます。

他のペットボトルのようにケースで安売りされていたらまだ買いやすいのですが、あいにく黒烏龍茶はトクホ商品。ブランドネームもあってあまり割引率はよくありません。

また、厳かに1日2本ずつ淡々と飲みきることができるか?というのも、実生活の上ではかなり問題ですね。食事を毎日家で食べるという方であればまだましですが、時には外食したり、旅行中だと、そのたびに重いペットボトルを持ち歩かなければなりません。

時には飲み忘れ…ということもあって、やがておっくうになり、気がつけば「黒烏龍茶…それって飲んでましたっけ?」状態になることも…(苦笑)

中性脂肪は一時的に下げるだけでは、なんの意味もなく、継続的に下げることによって動脈硬化を防ぎ、未来の生活習慣病を予防することにつながります。ですので、「下げ続ける」ということがなによりも重要なのです。

ペットボトルで飲み続けることができるかどうか不安だ…という方にはワタシもおすすめしている「黒烏龍茶カプセル」というアイテムをおすすめします。

これは黒烏龍茶の茶葉そのものをカプセルに詰め込んだアイテム。

ワタシもペットボトルの黒烏龍茶を飲み続けられるか不安を感じていたところ、このアイテムを偶然発見、試して見事中性脂肪値220→72に下げることに成功したクチです(笑)

なにしろカプセルを食後2粒ずつ飲むだけでOKですし、外食するときもカバンに忍ばせやすく、飲み忘れのリスクが極端に減りますし、人目にもつきにくいです(笑)

スペック的にも効果のある成分である重合ポリフェノールがペットボトルよりも多い84mg含まれているので、遜色はありません。

なによりコスパがいいことも続けやすい。定期購入の場合1ヶ月2980円と3分の1以下のコストで収まり、1日100円以下で続けられるのがお財布にやさしいですね。

初回は980円で試すことができるので、黒烏龍茶の効果には期待できるけど、ペットボトルで続けられるか不安…という方は一度検討してみてはどうでしょうか?

それぞれどんなアイテムか、どれだけ中性脂肪が下がったのかレビューしていますので、下のリンクからご覧ください。

私のおすすめする中性脂肪対策サプリメントBEST3

黒烏龍茶カプセル

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推奨度:★★★★★
私も続けている押しサプリメント。重合ポリフェノールの力で、中性脂肪を抑制してくれる。ペットボトルよりも多めに飲みやすくて続けやすいのが特徴。

血中中性脂肪が高めの方の緑茶

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推奨度:★★★★
1日1回、好きな時に飲めるお手軽感No1のサプリメント。お茶としての品質も良く、しかもトクホ取得の信頼性の高い中性脂肪サプリ!

さかな暮らしダブル

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