私は、石橋を叩いて渡るタイプで、まず、中性脂肪に付いてしっかりと調べてから対策を行ったという話を書いたかと思います。その中で、中性脂肪や中性脂肪を下げる対策において、ウソかホントか分からないこともたくさん出てきました。都市伝説の類や、ウソだと思ったことが実は本当だった、、、ということ様々です。後進の中性脂肪対策をしたい方のためにその時に本当かどうか調べてみた結果を書いてみたいと思います。
“試合にカツ”では、勝てない
こういう家庭は多いのではと思うのですが、自分の家では行事ごとの前になると決まって晩ご飯はトンカツでした。それは、運動会の前も、高校野球の最後の夏の大会前も、大学受験の前も。
共通点としては、なにか一生懸命努力をして、努力の成果をしっかりとださなければいけない日の前日という事です。
さて、多くの人は年間を通して1度しか計測機会がないと思います。1年間、中性脂肪を下げる為に運動を行い、食事を制限し、たまには禁酒だっておこない、この日の計測に臨むんですよね。そんな時には、とんかつでしょう!と、なるかもしれませんが、これはNGです。なんとなく駄目なのは分かりますよね(w。事実、健康診断の結果表にも「前日の食事の影響を強く受けます」と但し書きが書いてありました。
いったい何が言いたいかというと中性脂肪値は前日の食事でかなり影響を受けてしまいます。基本的に検査を始める10時間前からは食事をとってはいけない決まり事が多いです。
例えば朝9時からの検査であれば、晩の11時までは食事がとれるのですが、トンかつなど油物を食べてしまうと、かなり数値が上がってしまう様です。
口コミサイトなどでもそういうミスを犯してしまった人が結構いる様で、例年100未満だったのが、急に200を超えたとか、ひどい人では400越えの人もいる様でした。検査によって健康診断の前日は晩ご飯を食べてはいけないものもありますし、食べる事ができたとしても油物は控えましょう。食べてしまうと、トンでもない数値になるどころか、実際にある中性脂肪値がわからなくなってしまうので検査の意味がなくなってしまいますよ!
水のがぶ飲みで、中性脂肪を下げることができる!?
中性脂肪は下げようと思ってもすぐには下がりません。苦楽はあるにせよ基本的には運動や摂取する食事を管理しながら、地道に下げていくのが定石です。下がる為の方法を確認しながらその方法を意識しながら生活をする。小学生の頃から、毎日コツコツ夏休みの宿題をやるタイプの方は苦にならない作業だと思います。
1年をかけて徐々に対策をしていく中で、明らかな体の変化を感じる時だってあります。私の場合顔色がよくなったといわれ、とにかく寝起きが良くなりました。その中で、数値として結果がでた時の喜びもひとしおです!
ただ、夏休みの宿題を最後まで残しておいてぎりぎりに焦りながら間に合わせるタイプの方には、中性脂肪値に注意し続けながら生活をするという事は難しいかもしれないですね。
そんな方に禁断の裏技をご紹介します。
それは、健康診断の前日から診断前までにかけてたらふく水を飲むという方法です。水は体内の60%を占めており、水を飲む事で血液の流れを良くし、新陳代謝を促進し、老廃物や毒素を排出致します。
ですので、水を大量に飲む事で、一時的に中性脂肪値を下げる事ができるかも…ということです。 ただ、健康診断の中で、バリウムや胃カメラなどの検査予定をされている場合は、バリウムが薄まったりする事で、正しく検査ができない事がある為、遠慮した方がいいと思います。
あと、そもそも根本的にですが、まやかしでしかないので本質の改善には全くつながりません。 健康診断は何の為に実施しているのかというと、自分の体の中の危険を事前に察知する為なので、健康診断を乗り切った所でなんにもなりません。紹介しておいてなんですが、こういう手法は辞めて、毎日できる範囲で、無理はせず地道に中性脂肪を下げる為に頑張っていきましょう!