さて、ここまで、私が実践して成功した中性脂肪対策方法を書いてきたわけですが、このページでは、私の友人が実際に行った中性脂肪を下げる方法をご紹介。
類は友を呼ぶというか、たまたま遠方に住む私の友人A氏が人間ドックで中性脂肪値511という信じられない高い値を出したことをFACEBOOKのウォールで知ることに!ご丁寧にその時の画像までアップしていたので、今回了解をもらって掲載させていただきます。
ちなみにスペックはこんな感じ。
年齢:32歳
身長:171cm(日本人の平均身長ジャスト)
体重:63kg
職業:広告代理店の営業職
身長体重をみればわかる通り、私と同じく彼もまた傍目からは痩せているタイプですが、何度もいう通り中性脂肪値は511。上限値の3倍超えです。。
あまりにも高い値のため、健康診断から半年後に再検査が必須になったA氏、正攻法な食事の節制や、サプリメントの使用、果ては布団を変えるまで…トリッキーな方法を駆使して中性脂肪値の低下に励んでいたようです。
そして、運命の半年後、いよいよ再検査をうけるとのことで、「出たらまた教える」とLINEで連絡が。そして数日後、満を持してやってきたのがこのファイルです。
※ご本人の了承を頂いて掲載しています。
最初の健康診断をうけた機関と、再検査時のクリニックが違うので用紙のフォーマットこそ違いますが、そこに示されていた中性脂肪値はなんと「99」!!!
5分の1以下に下がった衝撃の数値に思わず私は「下がるには下がると思うけどこんなにも…」とビックリ!まだ真っ昼間の仕事中だったんですが、とるものとらず私は彼に電話しちゃいました(w
電話に出た彼は、どことなく晴れやかな声質。なにかつきものが落ちたかのように朗らかな感じで応対してくれました。
担当したお医者さんから、
「この半年間で何かされましたか!?凄くいい傾向です!」
と賞賛、お褒めのお言葉を頂いたとのこと。
取り組んでいる対策はまっとうしたのか?と問うと、もちろんバッチリやってますよ!と自信たっぷり。
では、一体彼はどういう対策を行い、実際に中性脂肪を下げたのか?せっかくですので99という驚きの低下につながった対策の数々を披露していただきました。
アルコールの種類を変える&早めに酔っ払う
私もそうですが、A氏もご多分に漏れずお酒が大好きです。
ただ、彼の場合、バリバリの営業ということもあって、接待がらみの飲みも多いことが特徴です。もちろん、中性脂肪を下げるためにはアルコールも控えたほうが良いわけですが、付き合い上それはゼロにはできないというジレンマがありました。
そんな時、A氏はたまたま同僚と飲んだ和民で、メニューにカロリー表があることを発見。店員さんに持ってきてもらい、お酒の項目を写メして後で普段の自分の飲む量と比べてみたそうです。それをメッセしてもらうと…
カロリー | 合計カロリー | |
生中 | 136kcal | ×5杯くらい=680kcal |
赤ワイン | 110kcal | ×3杯くらい=330kcal |
芋焼酎ロック | 104kcal | ×2杯くらい=208kcal |
合計 | 10杯 1218kcal |
普通の日でこれくらいだそうです。。中性脂肪以前にアル中も心配したほうがいいのでは?と思いますが、とにかく飲みだけで1000kcalも超えるようでは下がるものも下がらないと考え、他のお酒を選択。で、辿り着いたのがこのチョイスだそうです。
カロリー | 合計カロリー | |
カシスウーロン | 26kcal | ×2杯=52kcal |
生中 | 136kcal | ×1杯=136kcal |
生グレサワー | 62kcal | ×1杯=62cal |
赤ワイン | 110kcal | ×1杯=110cal |
ハイボール | 73kcal | ×3杯くらい=219kcal |
合計 | 8杯 579kcal |
飲む数自体も控えたのはもちろんだそうですが、それでも2杯程度。ただし、種類を変えるだけで約半分以下に摂取カロリーを抑えることができたんですね!特にカシスウーロンとハイボールの低さは意外でした。ちなみに「早く酔っ払う」ということも大事だそうで、やはりこの布陣だと、どうしてもアルコール度数が低めになってしまい、飲んだ感が薄れること、さらに居酒屋の食べ物は脂っぽいものが多いのでダラダラ飲んでいると摂取カロリーも多くなってしまうからとのことでした。
ちなみに早く酔っ払う方法はとにかくペースを上げる、もしくはテキーラなど度数の高いものを最初から飲むなど、万人にはとてもおすすめできないので、詳細は割愛します。。
炭水化物、糖分を徹底的に控える
次は極めて真っ当ですが、中性脂肪が上がる原因は摂取カロリーのとりすぎ、ただこの一点です。カロリーの元凶は脂質、炭水化物(糖質)、タンパク質の3つ。
この考え方に沿ってまず炭水化物の代表格である米飯を控えることに取り組んだということです。全く食べないのではなく、今までの3分の2程度に、外食時でも、もったいないけど残しているそうです。
確かにお米は高カロリーです。調べてみると、お米のカロリーは茶碗1杯で252kcal(厚生労働省「食事バランスガイド)で、先ほどのお酒と比較すると、なんとカシスウーロン10杯分ほどに相当するんですね。そう考えると控えたくなる気持ちもよく分かる。
同じように糖質制限も。それまで仕事の合間に常飲していたコーラ、スポーツドリンクといった清涼飲料水を飲まず、糖分をなるべくとらないようにしているとのこと。代わりにミネラルウォーターをまとめ買いして、あえて毎朝家から持っていくことで、自動販売機からの誘惑から逃れているそうです。
「これだと財布にもやさしいんだよ~」と一石二鳥効果もあるそうです(w
結構オーソドックスな対策なものの、ただこれを続けることは私なら難しいことです。何日かするといろいろな誘惑に負けてしまいます。
しかし、昔から一度は決めたらやり遂げるA氏のこと。きっちりやり遂げたことで、確実な結果につながっているので芯の強い人ならこの方法はおすすめなのかもしれません。
マットレス、枕を良い物に交換する
変わっているな~、でも納得!と思った対策方法です。彼自身中性脂肪がこんな高くなってしまった原因のひとつは、ストレスが溜まってくると夜にどか食いをすることなのでは?と考えているようです。人間ドックに行く前は特に仕事が忙しくてどか食いすることが多かったのだとか。。
そうならないためにはストレスを貯めない、そのためにはまずぐっすり眠るところからはじめようと考えたそうです。 眠ることがストレス解消!?と思うかもしれませんが、まず欲求をコントロールする大脳を休めることで不規則な欲求を抑えたいということ、さらにストレスホルモンの1種でコルチゾールというものがあり、これは本来眠りから身体を覚醒させる役割があるのですが、過剰に分泌されると逆に眠りを妨げてしまうので、ホルモンバランスを整える対策だと思ったのだそうです。
で、まずは道具からとキングカズや楽天マーくんと同じ体圧分散に優れた最高級品マットレス、さらには枕も完全オーダーメイドで揃えて毎日快眠をしているのだそうです。
実際の効果はどうあれ、そもそも不規則な食事や生活習慣を根本から正すことによって結果中性脂肪が下がるという当たり前かつ、だいたい挫折してしまう考え方を現実に変えた方法には大賛成です。しかも寝るという誰でもできることで成し遂げようとするのですから、ものぐさな私も寝具のリニューアルを検討しようと思いました!
仕事の合間を利用したマメな運動
一度決めたらやり遂げると決めたら徹底的に突っ走るA氏。食事対策だけでなく、運動対策にもぬかりはありませんでした。
とはいってもこれは割とオーソドックスなもので、お客とのアポイントメントが終わった後の帰りの電車で一駅歩く、帰宅でもバス停から家までランニングで帰るなど、いわゆる有酸素運動に属するマメな対策の積み重ねだそうです。
ちなみに有酸素運動のカロリー消費はこの様な感じ。体重が60kgの人の場合なので体重が軽くなると消費カロリーは少し下がり、逆に増えると消費カロリーは多くなるので、参考値としてごらんください。
運動 | 所要時間 | 消費カロリー |
ジョギング | 20分 | 147kcal |
---|---|---|
ウォーキング | 30分 | 110kcal |
階段の上り下り | 2分 | 9kcal |
はっきりいって食事制限より、減らすカロリーはわずかなものにとどまるものの、夏の暑い日も、雨の日も毎日欠かすことなく、こまめに歩く生活を半年間…。さすがに猛暑日は心が折れそうになったらしいですが、それでも替えの下着を持ち歩き、アポ前のトイレで着替えるという執念がすごい。。
当然これらの対策は、かなりの信念が必要なので、長く続けられるかといえば疑問ですが、その「続ける」という観点においてA氏からとても貴重なアドバイスを頂きました。
「動機づけ」をいかに持つかが重要
まずA氏には、半年後の再検査という明確なゴールがありました。こういう目標があると対策に対する意欲も必然的に上がりますよね。
ただし、普段の生活の中で簡単に計測できない中性脂肪値、下がっているかどうかわからないなかで、どうやってモチベーションを保っていくかが重要なわけです。
そこでA氏が提案されたのは以下の2つです。
とにかく恐怖心を持つ
最初の診断結果を渡された時にお医者さんに真顔で「アンタ、本当に死ぬよ」と言われたそうです。。もちろん再検査というゴール設定もあったのですが、それ以上にこの時に受けた恐怖そのものが中性脂肪対策に駆り立てた大きな動機であったと言います。お医者さんに死ぬと言われたら、そりゃできる限り生き延びようとするのは人間の性です。
そうでなくても、そもそも中性脂肪が高いこと自体数々の生活習慣病の因子になるわけですから、ただ高いという数値だけを追うのではなく、将来的になんらかの病気になるという恐怖心こそが続けられる動機になるという点は理解できます。
サプリメントが精神的支えの一つになった
また、中性脂肪対策は結局マラソンに近いもので、しかも頼れる味方もいない孤独な戦いであるといえます。そんな中でサプリメントが「精神的にも支えられた」ということでした。これを飲んでいれば必ず下がっている、いや下がっていて当たり前だという前向きな考え方になって、ともすれば面倒くさい日々の食事対策や運動も続けやすくなったということです。
なるほど、頼るサプリを持っておくことで、それを飲むことが習慣化し、それが毎日の他の対策へのきっかけにもなりますね。プラシーボ効果に近いものがありますが、中性脂肪を下げるというよりも、「続ける」という、人間の最も弱い精神力の部分を補強してくれるアイテムになるかもしれません。
A氏は当然、「黒烏龍茶サプリメント」を引き続きすすめておりましたが、これでなくても自分の生活や好みに合いやすいサプリメントを対策のお供に持っておくのは非常に良いことだと思います。
私のおすすめする中性脂肪対策サプリメントBEST3
黒烏龍茶カプセル
推奨度:★★★★★
私も続けている押しサプリメント。重合ポリフェノールの力で、中性脂肪を抑制してくれる。ペットボトルよりも多めに飲みやすくて続けやすいのが特徴。
きなり
推奨度:★★★★
DHA・EPAサプリでおなじみアイテム。2ヶ月飲んでみた後輩F君の中性脂肪値を約30%減らした実績が!
さかな暮らしダブル
推奨度:★★★★
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