ニッスイから発売されている中性脂肪を下げることに特化したEPA&DHA配合ドリンク、それがイマークSです。4週間から12週間、毎日1本ずつ飲み続けることで、中性脂肪値を約20%下げると宣伝されています。
出荷本数も2004年に発売されてから2017年8月25日までに7500万本と驚異の売り上げ本数を誇っており中性脂肪対策として王道中の王道のアイテムではないかと思います。 そんな中性脂肪対策では最も有名なアイテムなら試しておいても損はない!ということでその試用記をご覧ください。
主成分は青魚に含まれるEPA
イマークSには青魚の成分であるDHA+EPAが860mg含まれていて、これは日本人が1日に必要とする摂取量1000mg(日本人の食事摂取基準2015年版より)を、9割弱カバーすることになります。
で、これを1ヶ月以上継続して飲むことによって血中の中性脂肪値を平均約20%低下させることができることがニッスイが臨床試験で証明したそうです。
さかな暮らしという同じDHA/EPAサプリの使用記に書いていますが、DHAとEPAはそもそも別々の成分で、EPAだけが中性脂肪を下げるのに効果的ということが、イマークSの販売会社であるニッスイへの電話取材で分かっています。
ですので、EPAの配合量が中性脂肪対策には肝になるのですが、他のDHA/EPAサプリと比較しても、イマークSのEPA配合量は非常に多いです。
EPAだけの配合量 | |
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イマークS | 600mg |
さかな暮らし | 600mg |
きなり | 49mg |
サントリーEPA | 100mg |
大正DHA/EPA | 200mg |
大手企業が出しているアイテムと比較してもEPA量がトップクラスに多いことがわかりますね。ここまで書いて「青魚を摂れば血液がサラサラになる」、ということを思い出しましたwこれは臨床的にも正しい情報だったのですね。
イマークSは、もう一つの特徴としてトクホ(特定保健用食品)として認められていることでしょう。
お茶で中性脂肪を効果的に下げるページでも少し記載していますが、トクホは「消費者庁が体をよくするという効果効能を伝えてもいいよ!と認めた食品」ということで医薬品ほどではないにしろ、なんらかの期待ができると国が審査の上、お墨付きを与えているのですから飲む側も安心ですね。
公式サイトには詳しく中性脂肪低下が認められたグラフが乗っていますのでぜひそちらも参考にしてください。
イマークSを早速飲んでいくつか気づいたこと
早速私は一番安いお試しセット(10本入り1050円)を購入。普段の自分でやっている対策と並行しながら飲んでみました。
やけに大きいダンボールに入っているのは商品(10本)とパンフレット類が梱包されていました。1本は100mlなので小ぶりな缶に収まっています。オロナミンCくらいの瓶ドリンクと一回り大きくした感じですね。
早速1本飲んでみました。味はヨーグルトの風味でまずくはありません。牛乳瓶の半分程度なので、すぐに飲み切れます。
しかし、さすが青魚からとったEPAが配合されているので、人によっては魚のニオイっぽいものが少し鼻につくかもしれません。
極端に臭うわけではないにしろ、敏感な人には気になるかもしれません。常温保存でなく、冷やして飲めば、匂いのデメリットは軽減され、普通のドリンクと代わりなく飲めるかと思います。
またイマークSは1日一回1本だけのめばいいので楽といえば楽ですが、旅行などの際は持ち歩かないといけないというのも難点です。
食前食後の指定なしというのもオススメできるポイントと言えるのですが、旅行の時にはわざわざ持っていかないといけないし、海外旅行の時なんてどうすればいいの?という感じです。。
こう見えて結構重たいですし。。効果が保証されている分こういった不便な点もあるなと私は感じました。
お試し期間中には顕著な効果は体感できず…
1日一回の飲みやすさも手伝って、お試し期間中は特に飲み忘れもなく続けることができました。
1日一回イマークSをどのタイミングで飲むか?についていろいろ試してみましたが、やはり朝一番、朝食時に飲むほうが良いかと思います。
なにより飲み忘れのリスクが一番軽減できますし、一日の始まりに飲んでおくと、その後の食事においても「あ、高カロリーそうだから中性脂肪が上がっちゃうかも…」という注意する意識が働くからです。
つまり、イマークSの低減効果+日々の食事の節制という一石二鳥効果が期待できるわけです。
これが一日の終りに飲むとなると逆に「飲んだから高カロリー食でも大丈夫」なんていう安心感が働き、暴飲暴食を止められないかもしれません。。
しかし、残念ながら、私の場合イマークSで特別な効果は感じることができませんでした。たった10日間ですから無理もないのですが、お試し期間中はとりあえず効果については二の次で、まず味や飲みやすさなど、基本的に続けられるかどうかを中心にして評価したほうが良いと思います。
飲みやすい使用感だが、お値段が高めで続けられるのは微妙…
では、中性脂肪を下げ続けるための目線でみたイマークSの私の評価です。
(各項目★5つを最高として5段階評価)
効果の信憑度 | ★★★★★(ニッスイ開発&トクホで認められている) |
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味、飲みやすさ | ★★★★(少々魚臭いがヨーグルト風味でドリンク代わりに) |
続けやすさ | ★★★★★(1日1回飲むだけはすごくラク) |
コスト | ★★(1日あたり300円近くになるのはちょっと…) |
総合評価 | ★★★★(価格以外は全然続けられる!) |
さすが、売上本数7500万本!持ち歩きが不便なことはネガティブな要因としてありましたが、特に効果の信頼度は最高ランクであるといえます!
トクホという信頼性はもちろん、中性脂肪対策の代表的成分であるEPAを青魚から抽出したというニッスイのロジックも十分に納得できるものです。
これで20%下げることができるのであれば間違いなく”買い”の部類に入ると思います。
ただ、ここで残念なことがひとつ…、それは価格です。
私は初回購入だったので、お試し10本セットで1,080円、一本あたり108円とまぁ缶ジュース並の価格で、これなら全然許せます。
ただし、これは初回購入のみ、10本飲んでさぁこれからもイマークSをお供に中性脂肪を下げ続けよう!とするとこのような価格になります。
普通に購入 | 20日ごとに20本 定期購入 |
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容量 | 20本(20日分) | 20本(20日分) |
価格 | 6,480円 | 5,400円 |
一日あたりのコスト | 315円 | 270円 |
一本あたり300円くらい、月に1万円近くの出費になり、これではお財布にかなり痛い…。確かに使い勝手はすごく良いものの、自分の給料のそこそこの割合をとってしまうため、今回は続けて購入することは見送ることにしました。。値段さえもう少し安ければ全然続けて飲みたい!と思うんですがねぇ…。
そんな時にふと気づいたのが、さかな暮らしダブルというDHA/EPAサプリ。
調べてみると、DHA/EPA量は860mg、内EPA量は600mgとイマークSとまったく同じ配合量なんですね!
気になる価格も、1ヶ月あたり2,721円(税込)とイマークSの1/3以下の価格で続けることができます。
違うのはドリンクタイプではなく、粒型だということ。
小型化したせいか、1日2粒ずつ3回飲む必要はありますが、持ち歩きが楽なパウチ型なので旅行の時にも安心です。
実際さかな暮らしダブルを試してみましたので、気になる方はこちらの使用記をご覧ください。
月に1万円かけられる人には断然オススメ、でもかけられない人には…
イマークSはお金に余裕がある方にはダンゼンオススメの中性脂肪対策アイテムだと思います。ただ、お金がない人も中性脂肪対策はし続けないといけません。健康は万人平等のテーマですので。
また、イマークSを始めたはいいにせよ、例えば小遣いが少なくなった…、給料が減った…などで泣く泣く継続を断念するケース、いわゆる「モノはいいけど続けられないリスク」を多分にはらんでいるアイテムだともいえます。
将来にわたってサプリに毎月1万円かけるほど財布に余裕もない方には、イマークSではなく、月々3000円程度で完結する黒烏龍茶カプセルをおすすめします。
効果を示す医学的根拠もあって、中性脂肪値511あった私の友人A氏も黒烏龍茶サプリを飲んでいるということもあり、お手軽感はこちらに軍配があがると思います!他にも飲みやすいサプリはたくさん出ているので気になる人は下のおすすめBEST3をご覧ください。
私のおすすめする中性脂肪対策サプリメントBEST3
黒烏龍茶カプセル
推奨度:★★★★★
私も続けている押しサプリメント。重合ポリフェノールの力で、中性脂肪を抑制してくれる。ペットボトルよりも多めに飲みやすくて続けやすいのが特徴。
きなり
推奨度:★★★★
DHA・EPAサプリでおなじみアイテム。2ヶ月飲んでみた後輩F君の中性脂肪値を約30%減らした実績が!
さかな暮らしダブル
推奨度:★★★★
EPAが4粒に600mgと粒系サプリメントでは最大級配合された中性脂肪を下げる機能性食品。価格でリーズナブルで効果と両立性が高い。