ベジファスはなぜ中性脂肪値も下げることができるのか?効果とテイストを徹底検証!

ベジファス

雑誌やモデルさんのインスタでよく紹介されているベジファスは血糖値の上昇を抑えることにより糖質をブロックすることができるサプリです。

糖質というのは、”糖分”だけと誤解しそうですが、実は、ご飯やパンなどの炭水化物も体で消化される時は、糖質と食物繊維の2つに分解されるので、ベジファスは結果的に炭水化物の吸収も抑えることもできます。

さらに言えば、糖質は人が活動するための重要なエネルギー源となるものの、過剰に摂取しすぎた分は中性脂肪として体に蓄えられてしまいます。 そのため、糖質の吸収をおさえるベジファスは、中性脂肪対策にも効果的ということですね!

その名前は「ベジタブルファースト」の略称からきているとのこと。

これは食事の一口目は食物繊維が多めの野菜を食べることで糖質の吸収を抑える食べ方のことです。

この食べ方は、わたしも「長く続けられる中性脂肪を減らす食事対策」で以前から紹介していますし、めちゃイケで岡村さんのダイエット企画の時、ごはんの前にボールいっぱいの野菜を、ヤギのようにむしゃむしゃ食べて話題になったので知っている人も多いのではないでしょうか?

でも、この効果を得るには、あるハードルが存在します。

食前の摂取順序による血糖値への影響』という長崎女子短期大学の論文には、ベジタブルファーストの効果を得るために推奨される食物繊維摂取量は5gとなっているんですね。

「5gくらい簡単!」と思うかもしれませんが、レタスなら2個丸々、キャベツなら1/4個、バナナなら5本分と「ヤギか!」と突っ込みを入れたくなるような量を食べないといけません…。

これを淡々と毎日毎食続けられるか?といわれれば無理ですよね…。

そもそも当サイトでは頑張ってやる対策は長続きしないという観点から、こういう無茶な方法は推奨していませんし…。

そこで、この大量の野菜たちの代わりをしてくれるのが、「ベジファス」ということです!

ベジファスには「難消化デキストリン」という人工的に作られた食物繊維が5g配合されていて、まさしくベジタブルファーストに必要な量が含まれています。

さらにベジファスは消費者庁に効果のデータを提出した結果「効果効能を言ってもいい」と認められている機能性表示食品として認められており、信頼性はやや高いといえます。

中性脂肪の低下にどう影響をおよぼすのか、さらに中性脂肪を下げる観点で見て、続けやすいサプリメントなのか独自に検証してみましたので、ベジファスの購入を検討している人はゼヒ参考にしてみてください。

主成分である難消化デキストリンは、血糖値の上昇を抑え中性脂肪の低下にもつながる

ベジファスの取説

ベジファスには、難消化デキストリンのほかにも、80種類の植物発酵エキスやレモン酢、シークワーサーが配合されていますが、どれも味付けや飲みやすさに関係しそうなもので、実際の効果に影響するのは事実上難消化デキストリンだけといえるでしょう。

これは、でんぷんが原料の「濃縮された食物繊維」のことで、具体的な効果は、公益社団法人日本栄養・食糧学会がこのようにまとめていました。

溶性食物繊維の一種である難消化性デキストリンはデンプン由来の食物繊維であり,低粘度であるにもかかわらず,食事と共に摂取すると,食事に含まれる炭水化物の吸収を遅延させ,食後血糖値の上昇を緩やかにすることが動物実験ならびにヒト試験において確認されている
参照:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs1983/59/5/59_5_247/_pdf/-char/ja

カンタンにまとめると、食事とともに難消化デキストリンを食べると、炭水化物(糖質)の吸収をおくらせ血糖値の上昇をゆるやかにする効果が確認できたということですね。

でも、血糖値を下げることがなぜ中性脂肪の低下につながるのでしょうか?

そもそも、血糖値とは血液中のブドウ糖の量のことをいいます。

食事で摂取した糖質は、ブドウ糖に変換され、体内や血管の中にいながら身体中にある細胞が活動するためのエネルギーとして日々使われるんですね。

私たちが日々元気に活動できているのはブドウ糖のおかげといっても過言ではない!ということです。

でも、活動した分しかエネルギーは消費できないので、摂り過ぎると余ってしまいまいます。。

すると、体の中で「ブドウ糖の濃度が濃くなっている!」とアラートが発生し膵臓からインスリンという物質が分泌されて、ブドウ糖を中性脂肪に変換し全身にある脂肪細胞の中に蓄えてしまうんです。

これがまさに中性脂肪の元です。

1回の食事分が溜まること自体はどうでもいいのですが、これが日々積み重なると、どんどんどんどん蓄積され、それに伴って中性脂肪値は上昇し、肥満の原因にもなるので要注意です。。

特に、食事のあとは急激に血糖値が上昇し中性脂肪が蓄えられる原因となるので、難消化デキストリンを先に摂取しておくことで上昇スピードをゆっくりにし、結果的に中性脂肪値の上昇も抑えるということが、ヒトが実際に試して証明されているということですね!

実際にメーカーが機能性食品を取得する際に提出したデータには以下のようなグラフが示されています。

ベジファスの効果比較グラフ

具体的な数字が書かれていないので、ちなみに、どれくらいの吸収を抑制できるのか論文をさらに読み込んでみると、このような記述がありました。

健常成人男性13名を対象とし,還元難消化性 デキストリン5g摂取時の食後血糖上昇に及ぼす影響 について簡易的な手法で予備的検討を行った。その結果,還元難 消化性デキストリン5g摂取 が食後血糖値の頂値を有意に抑制し,さらに対照群と比較して△AUCを18.8%減少させることが判明した。
参照:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs1983/59/5/59_5_247/_pdf/-char/ja

難消化デキストリンを摂取した場合、血糖値の上昇を18.8%減少させるということですね。

血糖値の上昇率は何を食べたらどれくらい上がるというのは、その時々により変わるため、この18.8%の減少という効果をうまく例えられませんが…血糖値の上昇を20%ほどカットできると覚えておきましょう!

人工的に作られた成分だが、安全性には問題なし

効果はあるのはわかったけど、難消化デキストリンが人工的に作られた成分って気になりませんか?なにか副作用があるのでは?と思いますよね。

難消化デキストリンは、米国の成分の安全性などを調査するFDA(食品医薬品局)という機関が、1日3回毎食前に10gを16週間にわたり摂取した結果問題ないと判断しているので、副作用の心配もないということでした。

効果はあるけど副作用バリバリなんて感じじゃなくてよかったw

このようにベジファスの主成分である難消化デキストリンの効果と副作用については理解できましたが、ここでひとつ気づいたことがあります。

それは、やはりこのサプリには、普段の食生活しだいで向く人、向かない人がいるということです。

ベジファスは糖質や炭水化物が多めの食生活の人にオススメのサプリ

そもそも中性脂肪が上昇する原因となる栄養素は3つあるといわれています。

それは、タンパク質、糖質(炭水化物)、脂質の3つです。

どれも均等に食べていれば、平均してその摂取を控えていけば良いのですが、あいにくバランスのいい食事の人はそうそういません(笑)。

人によって食生活は違いますしどうしてもなにかに偏ってしまいがちなので、仕方がないといえば仕方がないのですが…

ベジファスの主成分である難消化デキストリンの効果を見てみると、“食事と共に摂取すると,食事に含まれる炭水化物の吸収を遅延させ”という文言が記載されています。

つまり、ご飯やパン、パスタ、うどんに焼きそばなどの粉モノ、ケーキやスイーツなどの甘いもの系、もしくはアルコールに含まれる糖質類を多く摂取してしまいがちで中性脂肪値が気になる人には、ベジファスは効果的ということがわかります。

実際、難消化デキストリン食後の血糖上昇に及ぼす影響を調べた論文では、成人男性が難消化デキストリンを摂取したのちに、うどん定食という炭水化物の塊のような定食を食べた結果、血糖値の上昇がおだやかになるという結果もヒト試験で報告されています。

逆に、ご飯は控えめだけど、肉や揚げ物など脂質の多い食事を日常的に摂っている場合は、おそらく脂質が中性脂肪の上昇に影響していると思われ、その場合は糖質とは関係ありませんので、効果を感じることができるのか…?といえば疑問です。

これらから考えると、ベジファスで効果を実感するには、購入前に自分の食生活の傾向が糖質(炭水化物)よりか脂質よりかを見極めておく必要が大事であると思います。

次は実際にベジファスを購入し試してみることにしました。

ベジファスを試してわかったとにかく飲みやすいゼリータイプ

私は、公式サイトからベジファスを購入してみることにしました。

ベジファスの外箱ダンボール

注文してすぐに商品が到着。こんな感じの薄っぺらいダンボールに入って商品が到着しました。

ベジファスの取説

まずは同梱物のチェック。挨拶状や明細書などが4枚ほど入っていました。

食物繊維を摂取することが現代人にとって必要な理由や血糖値が高いと何がいけないのか?など、ためになることが書いてあるので時間がある人は、読むと面白いと思います!

箱を開けると、15包のベジファスがぎっしりと。見た目的には、大きめのソースやマヨネーズの小分けパックのような印象ですね。従来の粒型やカプセル型のサプリとは一線を画す形状です。

ベジファス

では早速ベジファスを食べてみることに。

ゼリーのような形状ということがわかるように先っぽをカッターで切ってみました。

ベジファスを袋から出したところ

わかりますかね?

やや粘度が柔らかいですがゼリーのようにプルプルになっています。

ベジファスのゼリー本体

匂いは鼻を近づけてみるとほのかに柑橘系の香りがします。

ニュルンとそのまま食べてみると、これまたほのかに柑橘系のシークワーサーとレモンの間のような味が。

これはお菓子代わりにつまめるな…?と思ったのも刹那、よく味わってみると、かなり薄味で「毎日食べるのが楽しみになる!」というほどではありません。

昔、駄菓子やさんで食べた、味のうすーいゼリーくらいの感じといえばイメージがつきますかね。

こう感じたのは、私が男性だからなのか?

不安に思い、私の友人の女性(30歳代)にベジファスの効果や特徴を説明した上で試食してもらいました。

すると、「サプリにしてはかなり食べやすく美味しい方だけど毎回食べるのが楽しみになるほど美味しい訳ではないかな…w」ということでした、やっぱりw

ただベジファスは、食事の前に食べなければ効果は見込めません。

逆にこれくらい薄味の方がそのあとの食事自体の味に影響を与えることもないので、「私はこれくらい薄味のほうがいい!」と30代女性のお墨付きを1ゲットしましたw

より美味しく食べたいという方は、冷蔵庫で冷やして食べるとよりお菓子感が強くなって食べやすいので、購入した方は試してみてください。(ちなみに凍らせたり温めるのはNGです)

なんらかの食感があるので、これまで無味無臭の粒にやカプセルに飲み飽きていた人、さらに粉状のサプリを飲むのが苦手なので長続きができないという方には新鮮に思え、続けて飲みやすいのでは?と思います。

中性脂肪が下がったという口コミは確認できなかった

では、実際にベジファスを飲み続けた人はどのような効果を感じているのか?口コミを調べてみることにしました。

ベジファス+糖質制限でこの1ヶ月での私の体重の変化は…62kg→58kg(-4kg)
参照:https://vegefirst-kouka.com/

こちらは、ダイエット効果があったという口コミですね。

ただ、ベジファスを飲んでダイエット効果がある理由についてはよく私も理解できていません。

というのも、ベジファス自体は糖質の吸収を遅延させ、血糖値の上昇を緩やかにする効果しかなく、カロリーをカットする効果については記載されていないので…

疑問に思いながらよく見てみると、なんとこの方はベジファスと一緒に糖質制限ダイエットも実施していたんですね。

そういう意味では、ベジファスと一緒に実施した糖質制限の効果でダイエットに成功したのかなと思います。

次に口コミで多かったのは味についての口コミです。

食後血糖値の上昇をゆるやかにしてくれるゼリー食べ始めました。 甘酸っぱくて何本でも食べてしまいそう(*´ω`*)”
参照:https://twitter.com/riepy/status/960850992232218624

冷やすことなく常温で食べましたが普通においしい!口コミ通り柑橘系のゼリーに近い味です!こんにゃくゼリーのような弾力はないので、お年寄りの方も安心して食べることができます。
参照:http://ranq-media.com/articles/1455

緑の細長いデザインで、ゼリーは薄いオレンジ色 味はシークワーサー&レモン味という事で、スッキリ食べやすい 美味しくないと続かないですよね~
参照:http://www.cosme.net/product/product_id/10122123/review/506600205

このように「美味しいから食べやすい!」といった味によって続けやすさが向上した口コミが多数を占めていました。

確かに粉状のサプリよりは食べやすいですが、私は味についての感想は先述の通りですので評価は主観によって分かれると思います。

口コミについては、他にも色々と確認してみましたが、中性脂肪の上昇を抑制できたという口コミは確認することができませんでした。 引き続き、ベジファスの口コミについては確認し、発見しだい更新してみたいと思います。

糖質中心の食生活の人にはオススメのサプリ

さかな暮らしダブル

ここまでベジファスを確認してみた結果の私の総合評価はこちらになります。

効果の信憑度 ★★★★★(機能性表示食品を取得している)
味、飲みやすさ ★★★(カプセルや粉状と比較するとゼリー状で美味しく食べやすい)
続けやすさ ★★★(効果を高めるためには1日8粒必要か?)
コスト ★★★(1日あたり150円とやや高い価格設定)
総合評価 ★★★(食生活が糖質中心の方にはオススメ)

ちなみに、少し気になったのがコスパ。 このように他の代表的な中性脂肪対策サプリと比較すると、少し高いのが気になります。

  ベジファス 黒烏龍茶カプセル イマークS
一日摂取量 1日1包 1日4粒 1日1本
1ヶ月あたり価格 2,980円(定期購入初回) 4,600円(定期購入2回目以降)
980円(定期購入初回) 2,975円(定期購入2回目以降)
5,400円
20本(20日分定期購入)
一日あたり価格 99円(定期購入初回) 153円(定期購入2回目以降)
32円(定期購入初回) 99円(定期購入2回目以降) 270円

ベジファスをここまで確認してきて、オススメできるポイントは、他とは一線を画するゼリー状でとにかく飲みやすいという点と、糖質(炭水化物)中心の食生活の人には効果を発揮できるという2点です。

あとは、継続するためには味(飲み方)というのも重要だと思います。

カプセルや粉状だから飲む気がしないという人もいますもんね。

そういう意味では今まで色々なサプリを試してきて長続きしなかった人にもベジファスはオススメできるかなと私は思いました!

私のおすすめする中性脂肪対策サプリメントBEST3

黒烏龍茶カプセル

黒烏龍茶カプセル

推奨度:★★★★★
私も続けている押しサプリメント。重合ポリフェノールの力で、中性脂肪を抑制してくれる。ペットボトルよりも多めに飲みやすくて続けやすいのが特徴。

血中中性脂肪が高めの方の緑茶

きなり

推奨度:★★★★
DHA・EPAサプリでおなじみアイテム。2ヶ月飲んでみた後輩F君の中性脂肪値を約30%減らした実績が!

さかな暮らしダブル

さかな暮らしダブル

推奨度:★★★★
EPAが4粒に600mgと粒系サプリメントでは最大級配合された中性脂肪を下げる機能性食品。価格でリーズナブルで効果と両立性が高い。

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