生活習慣病は短期的に起こる訳ではない

中性脂肪が高いとわかって、私のみならず、みなさんが気にすること、、それは高血圧、糖尿病、脳梗塞といういわゆる生活習慣病の危険性が高くなるということではないでしょうか。サプリメントのCM、TVの健康番組や、病院で配布しているパンフレットとかでも中性脂肪が高いとこんな恐ろしい病気にかかってしまいますよ!なんて言ってますから殊更中性脂肪を下げる方法に注目が集まっているのだと思います。

しかし、ここで私が気になったコト、中性脂肪が高い時点でこのような病気はすぐ発病しちゃうのかな?ということ。 だとしたら、一刻も早く下げていかなればならないですし、今後の人生においても病気の発病のトリガーとして、大きな敵になると思います。
そこで実際問題中性脂肪が高いとすぐに生活習慣病になってしまうのかについて調べてみました。

生活習慣病はスナイパー的存在だった

まず、生活習慣病とは、読んで字の如く、普段の生活習慣が原因となっている病気になります。主に、血中の脂肪が多くなりすぎて血がドロドロの状態になる脂質異常症(聞き覚えのある病名は高脂血症ですかね。)や、それに伴う、糖尿病、高血圧や、肥満をいいます。

ちなみに、これらは、重複してかかる可能性の高い病気で、「死の四重奏」とも言われているらしいです。
私は一般人の為、死の四重奏といわれても、何かの漫画の技の名前かな? 位にしか思いませんでしたが、たしかに、重複してかかると厄介そうな感じはすごく伝わります。食事・お酒・タバコなど普段何気ない生活習慣は、じわじわと体をむしばみ、突然発症し、命までも奪っていくという事ですね。

生活習慣病にかかっている人は50代で約5人に1人の人がかかっているらしく、 参照:図5)40代から50代になるタイミングで、かかっている人は倍近くになっているという事です。

データ的に見ると中性脂肪値が上がったから、生活習慣病になるのではなく、徐々に貯まった中性脂肪が生活習慣病を引き起こす原因の一つという事が言えると思います。

生活習慣病に対して、スナイパーと大げさに表現しているかもしれませんが、大げさではありません!本人からすれば何気ない生活の為、体に悪い事をしているという自覚症状なく、長い年月をかけてじわじわと血中の脂肪量を増やしていき、50代の健康診断において生活習慣病と診断され、今更、元に戻す事のできない生活習慣に、「やばいかもな〜」と思いながら、ふとした時に命を脅かす病気にかかりそのまま・・・。という事になりかねません。

脂質異常症や高血圧、糖尿病もそうですが、自覚症状がないので、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞になってしまうらしいです。 そういう意味で、じわりじわりと命を脅かす生活習慣病は、スナイパーだと言う事ですね。

ちなみに、生活習慣病になるまでには段階があり、
「中性脂肪が増加する」→「メタボになる」→「生活習慣病になる」
という流れが多いのですが、年齢別のメタボリックシンドロームの割合を調べて見ると、40代男性が36.4%に対して、50代は52%まで引き上がっており、やはり、生活習慣病と深く関係しているという事がここでもよくわかりますね。

本能のままの食生活では絶対にダメ!

生活習慣病の方も、メタボリックシンドロームと診断された方も、50代になれば劇的に増加しているという事が分かったと思います。50代になれば急になるという訳ではなく、徐々に貯まっていった中性脂肪が爆発して、生活習慣病にかかるんですね。 今の時代やりたい事をやりたいだけ、本能の赴くままにやってしまうと徐々に自分の中に余分な脂肪が蓄えられていき50代で故障をしてしまうんです! 1回の健康診断で中性脂肪値の結果が悪かったからといって、すぐに生活習慣病になるという訳ではありません。

だから、大丈夫という訳ではなく、「生活習慣病になるぞ!」という体からのアラートだとお考え下さい。 決して本能のおもむくままの食生活を送らないよう注意してください。